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『るいは智を呼ぶ ファンディスク -明日のむこうに視える風-』感想(前文)

 【05//2010】

書く、書くとtwitterなんぞで言っていた『るいは智を呼ぶ ファンディスク -明日のむこうに視える風-』感想ですが、書きあがりました書きあがりませんでした。orz
FDの感想を書く前に本編のことについて触れておくことが自分にとっては重要だったので、そこから書き始めたのですが、終わらない、終わらない。
FDの感想の感想までは書き終わりませんでした(苦笑
そんなわけで、『るいは智を呼ぶ ファンディスク -明日のむこうに視える風-』感想(前文)と題しましたが本編感想の新版と思っていただければと思います。
以前出したものを整理した感じになっており、FD感想はこの感想を受けてのものになります。



本編の発売から2年を経ての異例の発売となった
『るいは智を呼ぶFD 明日の向こうに見える風』ですが、
非常に楽しませていただきました。
自分としては、今年一押しの作品の一つです。

本編の感想を以前に出したのですが、
わざとテキトーに書いた部分もあったりして、
わけのわからない感じに若干?なりつつあるので、
本編での感想の整理を含めてFDの感想を書きたいと思います。
何より、このFDが自分にとっての良作になったのは
本編での不満が解消されたから、ですから。

いつもながらにレビューと呼ばれるものではなく感想です。
主観入りまくりの感情論です。
ネタばれ不可の方は退避して下さい。



○本編について
前述のとおり、FDが自分にとって素晴らしいものになったのは、
本編での不満が解消されたからです。

その不満とは何なのかというと
‘呪われた世界を描ききれていないのではないか’というものでした。
我われプレイヤーが覗く事のできるできる世界とは、
キャラクターの踏み込んだ世界までですから、
この不満は翻って主人公である彼女らへの不満でもありました。

グダグダ書いてしまったために以前の感想がややこしくなってしまっていますが,
自分が気になったのは結局そこです。
この不満があったから私は彼女らを信じきる(るい智を良作だと言い切る)ことができなかったのです。

「夢の その先」が描かれていないのではないか、
と本編の感想で書きましたが、それはこの不満と同意です。


○本編での不満の要因とは?
本編での感想がややこしくなってしまった原因は、
不満の理由を暈して書いたことにあると思いますので、
そのことについて書きたいと思います。

私が「るいは智を呼ぶ」を好きになったのは、
茜子シナリオラスト智の一連の回想シーンがあったからです。

ぼくらはみんな、呪われている。
みんなぼくらに、呪われている。



作品中、彼らに向けられた悪意は、彼らを苦しめました。
三宅然り、会社然り、組織然り。

しかし、善意だけでなく悪意が彼女らを苦しめた
むしろ、善意こそが彼らを苦しめたこともあるだろうと思うのです。
彼らに課せられた「ノロイ」とはそういった類のものです。

真実は嘘に隠されている、
約束は結ばれない、
助け合えない、
呼び合えない、
触れ合えない、

それは、人と接することで初めて発動するからです。
「ノロイ」が恐ろしいところは、相手の好意や敵意といった感情に影響を受けないことです。
行為だけが意味をなします。
接触する機会が多いほど、彼らはノロイに命を狙われることになるのです。
だからこそ、彼らは孤独になりました。

でも、本当にそうなのでしょうか?
本当に孤独だと言えるのでしょうか?

彼女らに'向けられた'善意はあったのだと思うのです。
るいの父親は娘を見捨てたでしょうか。
鳴滝の姉はどうしたかったのでしょうか。
伊代の家族は伊代のことをどう思っているのでしょうか。

確かに一方的かも知れません。
ノロわれてはいないのですから。
だからと言って、それらの意思(彼らに向けられた感情)を無いものとして扱って良い とは私は思わないのです。
そして、智も同じだと私は思うのです。

「ノロイ」は人と接触することで発動します。
人を動かすのは意思です。
では、善意や悪意は「ノロイ」が解除されれば無くなるものでしょうか?

人は全部を分かり合えないと助け合えない?救えない?
「ノロイ」が無ければ、全部分かり合えるということでしょうか?

未知の扉を開けない、
陽の光を浴びることができない、
この「ノロイ」は世界に出ることで発動します。

以前の感想のコメント欄で、「この物語、実は同盟をつくった時点でほとんど話は終わっていると思うのです。」と私は書きました。
それには2つの意味がありました。
・「ノロイ」には踏むことで発動する呪いと、踏まないようにするために人との接触を閉ざす呪いがあるのではないか
 だからこそ、彼らは孤独になったのではないか。
 然らば、危険を冒してでも同盟をを組んだ、その時点で「ノロイ」との戦いに踏み込んでいるのではないか。
・「ノロイ」との戦いは描けているが、「呪われた世界」との戦いまでは描けていないのではないか。

彼らは内にさえ篭っていれば「ノロイ」の危険に晒されることはなかったんです。
それでも同盟を組んだ、'呪われた世界をやっつけるために'そこから始まる物語です。
では、「呪われた世界」とは何なのでしょうか?

終盤、智は孤独なんてありはしない。孤独でいることさえ許されない。
と独想しています。
孤独から始まった物語でしたが、智はそう言ったのです、’許されない’のだと。
この変化こそが、この作品の魅力であると私は思っています。

数え切れない人たちの、数え切れない想いと命が、僕らの場所へと通じている。
運命のように、宿命のように、僕らはそのくびきに囚われている。 (終盤、智の独想より)
この'くびき'と繋がれたものこそが「呪われた世界」を成すものだと私は思いました。

彼らは呪われている、数え切れない人たちの、数え切れない想いと命が通じている。
ならば、彼ら以外の'誰か'もまた呪われているのではないか。
'誰か'とは彼らが拒んできたものです。あるいは拒まざるを得なかったものです。
自分たち'は'孤独だと言って見ないようにしてきたものです。

私はその'誰か'を見たいと思いました。
それが「呪われた世界」の一部だと思うからです。
呪われた世界、そこには善意だけでなく悪意もある。
確かなものである「宝物」
不確かなものである「呪われた世界」
どちらも愛しているというのが茜子や智のメッセージだと思います。
彼らは'呪われた世界をやっつける'と言いました。
そこには確かな意思があります。
だから私は、「呪われた世界」だけでなく、「呪われた世界」と自らの意思で(自覚しての意)共にある彼らの姿
を見たいと、そこまで描くべきだと思ったのです。
「呪われた世界」を全く描けていなかったとは思いません。
描ききれていなかったと思うのです。
扉を閉ざしていても呪われた世界に在ることになるからです。
扉を閉ざしていても繋がっている、それがるい智の本編です。
扉を開いた後も描いてこそ、呪われた世界を描ききれるのではないかと思ったのです。

私にとって、'夢の その先'とは
孤独だと思い込んでいた彼らが主人公の物語の、その先です。
その先が描かれた時には、'みんなぼくらに、呪われている。'の ’みんな’ に ’誰か’ もいるのだろうと思います。
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