2008-06-09(Mon)
『ユメミルクスリ』感想
ユメミルクスリ終りました。
人生を悲観しているようにみえてその実、そんな重苦しいものなんて捨てちゃえっ
という作品のように感じました。
ユメミルクスリという題名とダウナー系青春恋愛AVGというジャンルに騙されてしまいました。
途中で嫌になる方もいるかと思いますが、鬱ゲーなどではありません。
未プレイの方は騙されたと思ってプレイしてみるといいと思います。
ただし、値段が凄いことになっているので、コストパフォーマンスを気にしないようにするか、再販されるのを待つのが吉だと思います。
では感想を
↓
↓
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人生を悲観しているようにみえてその実、そんな重苦しいものなんて捨てちゃえっ
という作品のように感じました。
ユメミルクスリという題名とダウナー系青春恋愛AVGというジャンルに騙されてしまいました。
途中で嫌になる方もいるかと思いますが、鬱ゲーなどではありません。
未プレイの方は騙されたと思ってプレイしてみるといいと思います。
ただし、値段が凄いことになっているので、コストパフォーマンスを気にしないようにするか、再販されるのを待つのが吉だと思います。
では感想を
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上手く伝わらないと思いますが、なんというかジャパニーズポップでした。
(自分でも意味不明な言い方です、すみません)
こういうノリでこんな物語を書ける感性は日本人的だなぁとなんとなく感じました。
外人さんの感想を訊いてみたい作品ですね。
先ほどの騙されたというのを含めて、「ユメミルクスリ」というタイトルと「せかいにさよなら」という曲題が上手かったと思います。
自分がこの作品に対して持ったイメージは、少し汚れた透明なプラスチックです。
プラスチックの持つ軽さと透明感、汚れてくすんでしまったことから受ける倦怠感や虚無感、そんなものを感じました。
この作品は3つのエンディングがありますが、そこに至るまでに共通することがあります。
主人公の公平と家族の関係の改善です。
問題の一端は、公平が血がつながっていないことに拘り、家族をしっかりとみようとしないことでした。
この作品の物語の発端はそれなんだと思います。
自分から壁を作って家族と向き合おうと、目の前にある世界に向き合おうとしてないのです。
自分の存在を肯定できない少女、あえか。
死を近くに感じてしまう少女、弥津紀。
ドラッグに逃げてしまった少女、宏子。
それぞれがそれぞれの問題を抱えています。
彼女達は他の人がいるセカイとはずれたセカイ(価値観)で生きています。
公平が彼女らと過ごすようになったのはどこか近いところがあったからではないかと思うのです。
必要とされない自分、透明な自分、逃げている自分。
どこか似たところがあったから始る物語だと。
公平にとって彼女たちは自分を見つめなおす鏡だったのではないでしょうか。
公平は決められたレールの上を、電車に乗ってただ運ばれていくような日々――と感じる日常に価値を見出せていなかったのだと思います。
けれど、次第に彼女達と過ごす日々に価値を見出していきます。
段々と積極的になっていくんですよね。
物語の起点はヒロインたちのとんでもない行動ですが、途中からは公平自身が物語を進めていっているんです。
そして、最後は最も身近な日常である家族の優しさに気づくんです。
ヒロインたちも公平との日常や優しさで変化していくんです。
もう少し曲数が多ければもっと場面に合うのになぁと思うところもありますが、穏やかな音楽が良かったです。
絵も作品の雰囲気に合っていて、透明感や優しい雰囲気が出ていたと思います。
そして、ストーリーの登場人物たちが変化していく過程がとても良かったと思います。
最初に少し汚れたプラスチックみたいと書きました。
でも、その汚れを拭き取ってみたら
「あぁなんだ、少し拭いてみるだけでこんなにも綺麗に光を反射するんじゃないか、色を変えるんじゃないか」
どのENDもそう思えてくる作品だなぁと思いました。
あぁなんだぁ と笑みがこぼれるくらいに、今まで悩んでいたことが嘘のように思えてくるそんな作品だと思います。
3つあるENDですが、どのエンディングもそれまでのドタバタや鬼気迫る空気とは違い、穏やかな雰囲気で終わるユメミルクスリ。
ダウナー系って聴くと鬱っぽいイメージを抱きますが、気分が下がるってマイナスの意味だけでなく、落ち着くという意味もあると思うのです。
そういう意味でダウナー系なのかなと思います、あぁ、なぁんだって意味なのだと。
「ユメミルクスリ」というタイトルと「せかいにさよなら」と曲題から受ける印象も良いものではないと思います。
しかし、そこから想像する暗いイメージとは逆に、「せかいにさよなら」という曲はアップテンポで、また作品の中身も静かな空気になるところもあれば、ノリだけで突っ走るようなところもありました。
明と暗の使い分けがとても上手かったと思います。
エンディング曲「さよならしようか」もまた主題歌と同じように明るいテンポの曲でした。
私はそこに、こんな重苦して暗い嫌な世界なんて投げ出して、明るい綺麗な世界にいこう、笑ってしまおうという印象を受けました。
只、それは妖精郷にいこうだなんてものではなくて、そんな風に嫌に感じてしまう自分なんて捨ててしまうということだと思います。
どのエンディングも最後に手に入れるのはそれまでは気づかなかった普通の幸せ、日常です。
鬱屈とした物語ゆえに開放感や清清しさがあるというか、やられました、主題歌の歌詞もタイトルもすごいいです、正負の反転マジック?
“今いる世界にさよならしよう”
“夢見る世界にさよならしよう”
プレイ前と後ではプレイヤーの先入観を利用したトリックのように思えてくる歌詞です。
この作品は言うならばエロゲー版ピーターパンではないでしょうか。
絵本を読むだけで夢見ることのできる子供から成長した彼らには、夢を見るのにも何かが必要だった
――あるいは、彼と彼女らがかかえているものがあったからこそ、夢見ることができたのだと思います。
我々プレイヤーはエロゲーやってゆめをみるなんて感じでしょうか、笑えないですけどね(笑
とても良い青春恋愛AVGでした。
(自分でも意味不明な言い方です、すみません)
こういうノリでこんな物語を書ける感性は日本人的だなぁとなんとなく感じました。
外人さんの感想を訊いてみたい作品ですね。
先ほどの騙されたというのを含めて、「ユメミルクスリ」というタイトルと「せかいにさよなら」という曲題が上手かったと思います。
自分がこの作品に対して持ったイメージは、少し汚れた透明なプラスチックです。
プラスチックの持つ軽さと透明感、汚れてくすんでしまったことから受ける倦怠感や虚無感、そんなものを感じました。
この作品は3つのエンディングがありますが、そこに至るまでに共通することがあります。
主人公の公平と家族の関係の改善です。
問題の一端は、公平が血がつながっていないことに拘り、家族をしっかりとみようとしないことでした。
この作品の物語の発端はそれなんだと思います。
自分から壁を作って家族と向き合おうと、目の前にある世界に向き合おうとしてないのです。
自分の存在を肯定できない少女、あえか。
死を近くに感じてしまう少女、弥津紀。
ドラッグに逃げてしまった少女、宏子。
それぞれがそれぞれの問題を抱えています。
彼女達は他の人がいるセカイとはずれたセカイ(価値観)で生きています。
公平が彼女らと過ごすようになったのはどこか近いところがあったからではないかと思うのです。
必要とされない自分、透明な自分、逃げている自分。
どこか似たところがあったから始る物語だと。
公平にとって彼女たちは自分を見つめなおす鏡だったのではないでしょうか。
公平は決められたレールの上を、電車に乗ってただ運ばれていくような日々――と感じる日常に価値を見出せていなかったのだと思います。
けれど、次第に彼女達と過ごす日々に価値を見出していきます。
段々と積極的になっていくんですよね。
物語の起点はヒロインたちのとんでもない行動ですが、途中からは公平自身が物語を進めていっているんです。
そして、最後は最も身近な日常である家族の優しさに気づくんです。
ヒロインたちも公平との日常や優しさで変化していくんです。
もう少し曲数が多ければもっと場面に合うのになぁと思うところもありますが、穏やかな音楽が良かったです。
絵も作品の雰囲気に合っていて、透明感や優しい雰囲気が出ていたと思います。
そして、ストーリーの登場人物たちが変化していく過程がとても良かったと思います。
最初に少し汚れたプラスチックみたいと書きました。
でも、その汚れを拭き取ってみたら
「あぁなんだ、少し拭いてみるだけでこんなにも綺麗に光を反射するんじゃないか、色を変えるんじゃないか」
どのENDもそう思えてくる作品だなぁと思いました。
あぁなんだぁ と笑みがこぼれるくらいに、今まで悩んでいたことが嘘のように思えてくるそんな作品だと思います。
3つあるENDですが、どのエンディングもそれまでのドタバタや鬼気迫る空気とは違い、穏やかな雰囲気で終わるユメミルクスリ。
ダウナー系って聴くと鬱っぽいイメージを抱きますが、気分が下がるってマイナスの意味だけでなく、落ち着くという意味もあると思うのです。
そういう意味でダウナー系なのかなと思います、あぁ、なぁんだって意味なのだと。
「ユメミルクスリ」というタイトルと「せかいにさよなら」と曲題から受ける印象も良いものではないと思います。
しかし、そこから想像する暗いイメージとは逆に、「せかいにさよなら」という曲はアップテンポで、また作品の中身も静かな空気になるところもあれば、ノリだけで突っ走るようなところもありました。
明と暗の使い分けがとても上手かったと思います。
エンディング曲「さよならしようか」もまた主題歌と同じように明るいテンポの曲でした。
私はそこに、こんな重苦して暗い嫌な世界なんて投げ出して、明るい綺麗な世界にいこう、笑ってしまおうという印象を受けました。
只、それは妖精郷にいこうだなんてものではなくて、そんな風に嫌に感じてしまう自分なんて捨ててしまうということだと思います。
どのエンディングも最後に手に入れるのはそれまでは気づかなかった普通の幸せ、日常です。
鬱屈とした物語ゆえに開放感や清清しさがあるというか、やられました、主題歌の歌詞もタイトルもすごいいです、正負の反転マジック?
“今いる世界にさよならしよう”
“夢見る世界にさよならしよう”
プレイ前と後ではプレイヤーの先入観を利用したトリックのように思えてくる歌詞です。
この作品は言うならばエロゲー版ピーターパンではないでしょうか。
絵本を読むだけで夢見ることのできる子供から成長した彼らには、夢を見るのにも何かが必要だった
――あるいは、彼と彼女らがかかえているものがあったからこそ、夢見ることができたのだと思います。
我々プレイヤーはエロゲーやってゆめをみるなんて感じでしょうか、笑えないですけどね(笑
とても良い青春恋愛AVGでした。


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