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『夏の終わりのニルヴァーナ』感想(ネタバレあり)

 【01//2013】

正直、評価に困る作品でした。
というか、今でも困ってます。
自分中での評価もですが、作品の内容もよくわからないです。
このよくわからないというのが曲者で、
よくわからないけれど面白いならよいのですが、
ただよくわからないものなのです。
褒めるのも貶めるのも難しいというかよくわからないです。
よくできている気もするし、ツメが甘い気がする。
よくわからないから何とも言えない、やっていない人はとにかくやって下さいとしか言えません。
というか、プレイしてこの作品のこと教えて下さい、誰か。

とまぁ、自分にとってはこんなものかなという目途は一応立てたもの、
まだしっかりと定まっていない部分も確かなので、
この先おかしなことを書いたりするかもしれませんが、そのときはツッコんで下さい。
あとそう、このブログだとネタバレ感想はプレイした人向けの感想という意味なので、
プレイしていない人にはわかりづらいか、あるいはわからないと思います。
プレイしていないでみに来る人がいるのかわかりませんが、とりあえず。


以下感想。

先に苦手だったり、合わないなと感じたところを。
格好をつけても仕方がないので正直にいうと序盤のギャグ要素の部分が苦手な印象でした。
ギャグの内容のせいなのかBGMのせいなのかは自分でもわかりませんが、
BGMが作品のテンポについていけないなという気分を助長したことは確かでした。
逆に言えば、内容とBGMが合っていたのかもしれませんが、、、
苦手だった曲を挙げてみるとこんな感じ
 ・展覧会の絵
 ・ハレルヤ、
 ・天国と地獄
 ・レクイエム
 ・アイネ・クライネ・ナハトムジーク
1曲日常パート以外のものがありますがまぁ、見事にアレンジものばかり、、、
誇張し過ぎというか主張が強いというか、若干ひいてしまったところがあります。
こういった類の曲を普段自分が聴かないというのはあるのかもしれません。
変に毛嫌いしてるのではないかという懸念ががあるのは否定できません。
トロイメライとかカバレリア・ルスティカーナの間奏曲なんかは聞きなれてますものね。


同じようことでいうと泣きゲー的な要素の部分でしょうか。
各ヒロインの章の泣かせにきてる感じは、泣いたら負けだなというか
自分の天邪鬼な部分が刺激されてすんなりいきませんでした。
それお前の問題じゃないか!とツッコまれたら全くもってそのとおりなので、反論できません。
が、そうなったんだから仕方ないじゃないか!!と開き直りたいと思います、はい。
例えばですが、美羽夜ノ章で美羽夜が生まれてくる前の出来事が描かれていますが、
あれ何かも美羽夜は当然知らないこと、みることができないなんですよね。
あのシーンなんかはやっぱり台詞に説得力を持たせるためとか、演出づけな感が強いです。
作り手の意図がみえるのが云々の話は、自分の中でまとまっていないので書きません。
とりあえずここでは、そう感じだということで。

泣かせにきてると感じている以上はある程度泣けると感じているわけで、そこは否定しません。
どうにもならないことをどうやって受け入れるのか
ということは誰かもが経験のあることでしょうから共感を感じやすいものだと思います。
原因を探してみたり、存在を否定したり、みないことにしたり、
それぞれ解決策を見つけて自身を納得させるのではないでしょうか。
そんな経験をしたことがある人にとっては思いを寄せられずにはいられないように思いました。
(まぁ、読めている展開というか、裁きの内容は始めから決まっていたのでないかという印象も受けたのですが)


どうにもならないことをどうやって受け入れるのか
というのが、物語の鍵になると思うのですがそれが語られるシーンは結構好きでした。
ヒロインの抱えている問題を解決するという点では古典な流れなんですが、
ちゃんとヒロイン側の問題を指摘している点はよかったかと。
罪を明らかにすることで、すべての生きとし、生けるものに対する思いに繋がるのか?
とも思うのですが、よくわかりません。

業の章でカルマは藤原是公のことを殺めようとしました。
現在の彼でも同じ行動をとっていたように思えます。
また、カルマは人間に対して憧れを持っているということが独白からも本人以外の台詞かもわかるのですが、
ノノは人間ではありません。
言葉尻をとらえて重箱の隅をつついているようにも思うのですが、天道と人間道以外のものについて、
彼がどうとらえているのか気になったのでした。
生きとし、生けるものにそれらは含められているのか否か(おそらく含んでいるのだろうと思うのですが。

罪を明らかにして悪業を罰するということが、ヒロインの生?を肯定することになりますし、
その態度というか、行為というかが他の者にも当てはまるのかもしれないと思うのです。
しかしながら、当たり前といえば当たり前なのですが、ヒロインが一般的に善性をおびている気がするので、
所謂悪人?に対してのことがやはりよくわかりません(私には判断できません)。


どうにもならないことをどうやって受け入れるのか
というのが鍵になると書きましたが、終章の終盤は正直唖然としました。
久遠と世界のでどちらかを消滅させるしかないという話だったのが、
縁をすべて切ることで犠牲は払うがどちらも消滅させずに済む、、、、、、、はぁ? と
展開の唐突ぶりもそうなのですが、各ヒロインで描かれてきたことはどこにいったのだろうか
という気がしてなりませんでした。
カルマの選択を否定したいのではないのです。
ただ、いきなり縁を切れば問題ないと言われてもお前そんな能力あったのかよ!ってツッコミたくなります。
(いや、カルマも確証があったわけではないようですが)

ほかにも、彼がより望むことを選び、片方を断ち切ったのですから他人の賛同を得る必要があるのかと気になりました。
二人以外のすべて縁を切ることを決断するシーンにおいて、
各ヒロインたちがカルマに声をかける描写がありますが、あれは余分だと思います。
カルマの言うようにわがままであるのならば、一方的なものであって賛同を求めるのはズルいのではないかと。
また、彼女らの記憶がない以上それが彼女らのものであるかはわかりません。
ゆえに、自分にはカルマの選択を作品(製作者)として肯定しようとする意思が表れたように思えました。
あれは、読者に彼女らが肯定していると伝えるための演出のように思えました。
作品世界の中でわからないはずのことを外の人間が介入してわかるようにしたように思えて、自分には合いませんでした。
(上でも書いているようにカルマの選択自体は某作品が好きなこともあってかまわないのです)


出さないといけないのかということでいえば、現世に戻ってからのヒロインたちの姿
というのは出さないといけないのかとは思いました。
本作は大切な何かを見つけるADVと銘打たれています。
たしかにあの世とこの世の間でヒロインたちで大切な何かを見つけたのでしょうが、
それは現世において改めて彼女たちが見つけなければならないのではないかと思うのです。
カルマに出会う前にそれを見つけられることができなかったことが罪に繋がったのではないでしょうか。
何というか、あの構成だとカルマに出会って救われました、という構図に“みえます”。
勿論、彼女たちが彼女たちの生を全うして再び裁かれるまで精進あるいは償いが続くのでしょうから、
完全に救済されたというわけではないと思いますが、
現世に戻ってからのことをぞんざいにされているように感じる部分がありました。
というかカルマはそんなに人間に接触していいのか?とも思うのですが、、、
いやまぁ、そりゃ現世にいったらヒロインたちがどうなっているか気になるから様子を見に行くのはわかるのですよ。
ただ、読者側の視点というか作品の外からみると少し安易な構成にみえるようなといいますか。
(無茶なのはわかりますがエロシーンをサブでやるなら戻ってからの彼女らを入れたほうが好いような気も、)
(しかしそれもくどいような気も)

カルマとの出会いによって救われたというのでは一般的には臨死体験をしないわけでして、
それでいいのか?とも思うのです。
勿論、この作品で言いたいところは縁起の話だとは思うので、“みえる”だけそういう内容ではないと思います。
カルマとの出会いも輪廻の中での出来事であり、カルマも輪廻の中のものなのであの描写が正しいのだとも思うのですが、
やはり目立ってしまうのはカルマとヒロインたちとの関係の部分なわけで、
もう少し見せ方が何とかならなかったのかなぁと思うのです。
何となく超常のものに救われるというのは好きになれないので、、後述のこの設定でやる必要あったのか?というところにも繋がるところではあります。
あくまで彼女らを救うのも苦しめるのも縁であり業でありなのだとは思いますが。
(流れが前世での出来事が描かれたあとになっているので、)
(そこでの業が強調されて現世での縁の印象が薄くなっているというのもぞんざいに感じた理由の1つかもしれません)



また、これまでに描いてきたことを生かせていないのではと思った点として、縁切りのシーンがあります。
久遠のための章なので、久遠に偏るのはわかるのですが、あまりにも縁切りが淡々と行われていて
クオンを斬ろうとしたときの回顧の演出との差がありすぎたように思います。
好みでいうならば、先ほど挙げたシーンよりもこちらのほうで他ヒロイン、
サブキャラクターに係る演出を入れて欲しかったように思います。
(とはいいつつも覚悟を決めてからの部分はあれでいいような?立ち絵1枚で長い時間というのが一番の要因かもしれません)
ただ、物足りなさでいうならば、カルマのことが描かれていないせいのようにも思うのです。
カルマは1000年以上生きています。単純に考えてもそれだけの期間の縁があるはずだと思うわけです。
無理を承知で言いますが、ヒロインとの縁というか業の章の出来事を発端にしたことしか描かれていない印象で、
カルマがそれまで何をしてきたのが、何を思ったのかよくわかりませんでした。
ヒロインの章ではそれぞれの縁を描くために、各ヒロインの縁強い者に対する思いが描写されていました。
カルマのための章は実質クオンのための章でもあるため、それ以外の部分が抜けた印象でした。
縁の糸が少ないというか細いというか、そういった印象を受けました。(ボリューム的に無茶な話なのですがね、、、)
すべての生きとし、生けるもの というへの思いが描かれているのかということでもあるのですが。
私としては人間への思いというのも話としてはわかるのですが、
表層的というかでは同じように寿命の長い天道のものはみな同じように抱くのかという疑問が。
カルマが今回が初めて人を裁くということもあり、どこで人に対しての思いを持ったのか謎でした。
記憶は封印されていましたし、幽閉?禁固?に合ってましたよね?

終章で、久遠に会いに行く途中の河原で下のような独白がありました。
 “子供たちが走ってきて、すれ違う。”
 “たくさんの人たちとすれ違う。”
 “人間たちが通り過ぎていく。”
 “俺様の前を通り過ぎていく。”
 “みんな、一生懸命、生きていた。”
おそらく、実際の光景そのもののことを言っているのではないように思うというか何というか、最もらしいと思います。
寿命の長いカルマたちは多くの人が過ぎ去っていくのをみてきたのだろうなというか。
ただそれが、そのときの思いが描かれていたのか?とも感じなくもなく。
ヒロインの個別エンドを連続で描いていればひとり、またひとりと通り過ぎていく描写を描けたようにも思えるのですが。
自分の中でもまとまっていませんが、何となくもやもやしている部分です。
カルマという存在をもっと描いてよかったのではないかという部分で。


で、ほんとのほんとのラスト、いきなり弥勒菩薩とか言われてもね、、、っていう。
いや、私が無知なだけだと言われても仕方ないですが、名前しか聞いたことがなかったわけでして、ぽかーんでした。
何というか全編を通して思うのですが、これは仏教をここまで取り入れないとできないストーリーだったのでしょうか?
という気はしています。プレイ中何のことだかよくわからねぇってなること度々、というか今も。
わかりやすさばかりを求めるわけではありませんが、仏教というより用語でしょうか?を取り入れたことが、
作品の面白さに繋がっているかというとそうでもないように思えます。
まぁ、けれどもよくわからなかったから悩みつつ感想を書いている私がいるわけで、
何とも言えないところがあるというかもにょるのですが。

カルマという主人公はコミカルでとても人間的に描かれていたように思います。
その部分と時折みせる冷静な姿のギャップに対して違和感が拭えませんでした。
どちらが本当のカルマの姿ということはないのでしょうが、
仏法?の教えとは少し離れたところに彼個人としての判断というか個というかがあるように感じたのです。
カルマの役目は裁くことで、救済ではないのでそういったところでも彼の個人の思いがあったように思います。
最後の選択も大切な人と別れたくないという思いから決断しますから(久遠に対する罪による罰と彼は言いますが)、
何となくですが正しいとされていることとも違うように思えたりもします。
(ただこう思うのも私自身に輪廻観がなく、輪廻の一部における別れとカルマと久遠との別れの差を
わからずにいるせいのようにも思います←輪廻を肯定し、別れを惜んではならないとするのだとしたら)
輪廻を脱していないという意味ではカルマと人間は変わらないのかもしれませんが、
あまりに人間らしかったように思えたため、これはこの設定でやらないといけなかったのか?と感じたところです。
まぁ、一番は涅槃とか空とか業とかようわからんってのが一番ですが(苦笑
業とか複数の意味に対して便利に使ってないですかね?どうなんだろか?
うん、やっぱり専門用語関係はよくからないです。
そのものの意味でも地域や年代によって違ったりするものですし、
作品の中でどう使われている(簡略化したり誤用したり、別の意味をあてたりしていないか)考えないといけないですし。
用語へのフォローがなかったので、ノリきれなかった面はあると思います。
ビジュアルファンブックが出るとき(出るのか?)に一緒に設定集付けてくれませんかね?主に世界観のほう(切実
わからなくて気になったので図書館で本を数冊ペラペラめくったのは楽しかったと言えば楽しかったですがね(笑
(私が物を知らなさすぎるのはあったと思います。指摘されるとヘコミますが、、、)


とまぁ、ここまでグダらグダらよくわからないところやら不満点を書いてきたので、良かったと感じたところを。
グダグダ書いてきたように掴みきれていないところがあるのですが、
全体として感じたのは何を描きたいのかが割とはっきりとしてやりきろうとしている作品ということでしょうか。
結構しっかりと作られているような気もするので、ただの泣きゲーで語られてしまうのも勿体ないなという気がしています。
久遠以外のヒロインのイベントCGにしてもあの世とこの世での出来事でなく、
現世での出来事を描くために多く使われている印象でした。
上の方で書いたヒロインたちの罪を明らかにするというストーリーの部分にも繋がる部分でもありますし、
そちらに重きが置かれているのかなと感じました。
いや、ほんと玲亜の回想なんかはよくわりふったなぁと。
幼年期のなんか2枚ありますけど、普通は1枚ですませてしまいそうな気がします。
ヒロインを描くことに力を入れていたのかなと感じました。

ヒロインの真っ直ぐさ?愚直と言ってもいいかもしれませんが、それもやっぱり良いですね。
ストーリーのほうでもやもやしたものが溜まっていたので、ここまでそちらにあまり触れてきませんでしたが、
やっぱり狙い過ぎている気もするのですが、那由なんか眩しいというか。
あぁ那由の走ってるシーンのCG特に好きです。(好みでいうと走るシーンのところとかは呼吸の音が欲しかったです)
CGだとあとはやっぱり曼珠沙華の中で佇む久遠のものですね。
気にいったシーンでいうと美羽夜の叫びのシーンでしょうか。
生きたいという彼女の本当の願いを叫ぶシーンです。(あぁ、でもあのシーンは表情差分欲しかったです、勿体ない)
心からの願いをききたいというのは下賤な思いの気もするのですが、私にとって好ましいものというか欲するものです。
エロゲをいくつかやってきて好きなキャラクターだったり好きな作品も増えてきましたが、
そうした強い思いが描かれていることが私にとっては重要なことの1つになっているようです。
カルマが最後大切な何かのために何かを断つというのもそれだけの思いがあってのことでしょうしね、
彼の選択は応援したいようには思います。(某作品のこともあって物足りなさも感じるのですが。そのことは下で書きます)

登場人物たちの選択にしても作品にしてもやりきったのかなと感じます。
大筋としては1本道なことやエンディング、完全には救わない、救われたと書ききらないところは好感が持てました。
昨年人気のタイトルでもヒロイン数は多いんだけど、、、と感じることがあったので、その中で筋を通したなと思います。
残念ながら今のところ話題にあまり上がらないタイトルのようですが、これから伸びるといいですね。
去年のはるまで、くるる。のようになると良いのですが、、、
あとそう、キャラのことでいうとノノ良かったですね!!飼いたい!!ノノ飼いたい!!桐谷華さん飼いたい!!(ぇ
声優さんのキャストもよかったです。小鳥居夕花さんの出演増えてくれないかなぁ。

それと久遠以外のヒロインとのえちぃがサブのほうで補完というのはよかったです。
最近やった作品の中で、愛情から性交渉に向かうのがよくわからない年の差カップルのエロゲがあったので。
(自分の了見が狭いと言われればそれまで)
こうしたところも本筋に注力した結果なのだろうと思っています。


歌はオープニング、エンディングとも良かったですね。
私の場合はティザームービーで購入を決めたところがあります。
でも、OPとEDとでは後者のほうが好きかも?
良い曲だったこともあり、長めに尺をとって余韻をもう少し出した方がよかったのでは?
と思うところもあったりではあります。
とりまぁ、良い仕事していたと思います。

あとは演出的なところでいうと、
那由ノ章で那由が維持を張って嘘を重ねるシーンでは、嘘をついていることが台詞以上に伝わるのでよかったと思います。
あのシーンはクリックするのがつらかくて、カルマの嘘を見通す能力の演出が一番生きたシーンのように感じました。


とまぁ、こんな感じでしょうか。
グダグダ書き過ぎました。
良いところよりよくわからないと書いた部分のほうがかなり多い気がしますが、
まぁ、それは自分が読めていないところだったり誤読しているところもあったりするかと思うので、はい。
最初にも書きましたが、私にとっては語りにくい作品なので。
その分印象には残っているので、『大図書館の羊飼い』の影で隠れていないで頑張って欲しいところです。
ぱじゃまそふとには、これに懲りずに拘った作品を出して欲しいなと思ったりです。



以上現時点での感想でした。
正直疲れた、、、筆が遅いのでまるまる1日使った感じです、、、はぁ
まぁ、これくらい書くくらいは楽しめた作品と思っていただければ、えぇ。










某作品、2つ上げておきます。
『鬼哭街』と『Fate/stay night 』です。
前者をあげる理由は、誰かのための縁切りの話であるから。
後者をあげる理由は、それまで大切な何かを誰かのために諦めるお話だから。

前者についていうと、経緯が違いますが内容としては実は縁切りの話にもなっていて、
本作の終章の再終盤を1本を通して描いた作品だと思います。
鬼哭街は、主人公の濤羅が妹の瑞麗を復活させるために、
濤羅自身に彼が大切にしていた組織、仲間、親友を断ち切る話です。(それと大切なものを手に入れるお話)
文字通り身を削りながら進む濤羅の姿や枯れ果てた園などが印象に残っています。
本作でもカルマは縁を断ち切ることは悲しいことだと言っていますが、
すべてのいのちは多くの縁によって成り立っており、それを断ち切ることは身を削る行為にも等しいのだろうと思います。
そういうところで繋がっているところもあるのかなと。
作品1本をまるまる使って描いたことや、武侠片のため戦闘があること、最期の展開もあって
『夏の終わりのニルヴァーナ』より縁切りのパンチが効いていたなぁと。
全く傾向の違う作品なので、一概にどうこうということではないのですが。


後者についていうと、全体の流れでしょうか。
本作では久遠以外のヒロインの章で縁と人とを描いていて、カルマはそれを肯定していました。
それらと久遠とでどちらを選ぶのかというのを迫られるのが終章ですね。
Fateでも最終シナリオに至るまでに描いてきた主人公士郎の理想とヒロイン、
どちらを優先するのかという内容になっています。
その象徴となるすごく印象的なシーンがあって、私もそこが好きなのですが、
そこまで印象づけるような力が本作には足りなかったと感じました。
これまたFateのほうは士郎の理想を描くことにかなりの分量を掛けているので一概に言えないのですが、
見せ方を上手くできなかったのかと感じる部分です。勿体ない。
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